2022年1月30日
生前整理のすすめ ~実家をゴミ屋敷、空き家にしないために~
ご両親の住む実家(一戸建て)の生前整理を行うと、主に次に挙げる2つのメリットが期待できます。
生活環境の改善
将来かかりそうな出費を抑える
では、そのメリットとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
【1】生活環境の改善
令和のいま、高齢の両親が長年住んできた実家には、一般的に数多くの家財があるものです。
しかも、住んでいる親は加齢により体力的にも気持ちの面においても、ゴミを片づけることが億劫になりがちです。
そこで、家の中が「ゴミ屋敷」になる前に、不用な物がたくさんあふれていないかどうかチェックしてみることをお勧めします。たとえば、洋服、本、食器、楽器、スポーツ用品、日用雑貨、古いタンスなどの家具、いろいろあるかもしれません。
両親がご存命のうちに生前整理しておくことで、家のゴミ屋敷化を予防することができます。
【2】将来かかりそうな出費を抑える
家の状態が良ければ、両親がご存命のうちに売却し、介護施設に住んでもらうための資金にしてもよいのではないでしょうか。
両親がともに健在で60歳代のうちはまだ大丈夫でしょうけれど、近い将来、突然の病、認知症の進行、死といった事態に直面することがないとも言い切れません。
長年住み慣れた家を手放すのは、なかなか気がすすまないかもしれませんが、早めに手を打つことが得策ではないでしょうか。
両親のどちらか、または一人暮らしの親が亡くなったとき、実家をどうするかという問題に直面します。その時点で、家の状態がゴミ屋敷となると、片づけのためにかかる費用が高くなる傾向があります。また、住まなくなった家であっても、1年間そのまま放置すると、空き家条例により「空き家」とみなされ、固定資産税がかかり続けます。
空き家のリスクとしては、放火、不審者の侵入、不法投棄などの犯罪を誘発することが挙げられます。
以上のことから、ご実家の生前整理をお勧めする次第です。
東京23区、川崎市、横浜市における生前整理は、ぜひ、ニシダサービスにお任せください。遺品整理、ゴミ屋敷の片づけも承ります。
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